RSS | ATOM | SEARCH
採用市場から見る市況感
最近、変わらず市場にお金が溢れているので、まだまだ採用市場は売り手市場ですね。

一方で、いくつか企業の業績が悪化していて、人員整理のためのご相談も頂いています。
これ、どういうことなのか?

大前提として、自社の状態の見誤りが多いです。
景気は連動するので、好景気に伸ばすのか、不景気に伸ばすのか?
伸ばすといっても、ケイパビリティ(組織力)を伸ばすのか、ポジション戦略で売り上げを伸ばすのか。
本当に強い会社は両方取れるのですが、なかなか存在しません。

景気が良いと、どうしても売上に走るのですが、これを多少こらえて、売り上げよりも利益率をアップさせて、
ブランド化させつつ、資金を調達しておく。これは、IPOに限らず借入でもOK。
売上は、利益率をアップさせると自然にある程度上昇しますので、あくまで自然の範囲で。
売上至上主義にここで陥ると、大体利益率度外視になり、クライアントに嫌われます。

その後、不景気に入ったら事業の整理をしつつ、そこを打ったタイミングで世に溢れる優秀人材を確保する。
というのが定石です。

好景気なのに業績悪化したところは、大体バブルな感覚で、利益率を上昇させたり内部組織の作りこみを誤って、
経営資源の兵站が伸びきって崩壊、みたいなところが多いです。

上場企業だと、1年の業績で見られてしまうので、どうしても景気循環は織り込みづらいですが、
そこらへんは強い態度で臨んでいただければ。

最近は、上場ゴール的な企業は炎上ターゲットなので、そこも含めて市場も優しくなると良いですね。

 
author:dhr, category:人事理論, 15:14
comments(0), -
Comment