- 【人事未経験者採用】若手男子に対する企業ニーズ
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2017.09.29 Friday
なぜ若手の男子人事が採れないのかを説明していきます。
まず、企業様から言われることとして
人事「20代の男性人事が欲しいんです。人材紹介の営業職などであれば未経験でOKです。」
というようなところからスタートします。
一見、対象が広いように思いますが、そうはいかず。
私「えっと、それは営業職が嫌で転職する人は含まれませんよね?」
人事「はい。人事としては人数を追いかけてクロージングするので、狩人的な思考がスタンスが必要です」
はい。知ってました。そうですよね。仰ることが良く分かります。
私「でも、貴社の営業職の若手男子を異動させればいかがですか?プロパーの方など」
人事「いやー、現場が良い人は出してくれないし、バックオフィスになるとインセンティブなくて給料下がるんですよ」
ここも、大体予想通りです。そうなんです。どこの会社もそうなんです。
30代になってきて、営業職とバックオフィスのスペシャリストの給与格差が縮まると男性も増えてくるのですが、20代の営業バリバリの時代に給料下げてまで転職する人で営業適性も高い人は少ないのです。
つまり、転職市場においては、結構なハードルの高い採用になるわけですが「未経験に広げてるんだから母集団広がるでしょ」
という思い込みで、採用決定に至らない典型パターンになります。
じゃあ、どうするの?という質問があるかと思います。こちら企業のフェーズや規模で変わりますが下記のような対応をお勧めしております。
・スタートアップ企業の場合→人事で募集せずに「経営企画室」のポジションで採用しつつ、人事業務を兼務。
・中堅企業の人事部門の場合→当面、性別で区別せずに業務対応。30代でもビジネスセンスがあれば人事で採用。
・大企業の人事部門:内部の異動で強引に対応。
解決の個別性は高いので、気になる方はご相談ください。
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